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ブライダルチェックを知っていますか?

秋はとても過ごしやすく、旅行やスポーツをするのにいい季節ですよね。

結婚式を挙げるにも、秋は人気が高く、今年は、去年、おととしと新型コロナウイルスの影響で入籍はしたものの、結婚式を挙げられなかったカップルが式を挙げることが増えているようで、その間に生まれたお子さんと一緒に式を挙げるカップルも多いそうです。

ところで、皆さん『ブライダルチェック』をご存じですか?

一般的には、結婚を控えた女性が受ける婦人科健診で、妊娠や出産に影響する病気や感染症などがないかどうかを調べる検査のことですが、近年、男性を対象とした『ブライダルチェック』もあり、パートナーと一緒に受ける方も増えています。

検査の内容は、病院によって様々ですが、女性は主に、性感染症の検査、子宮頸がん検査、子宮や卵巣の超音波検査、甲状腺機能の検査、男性は性感染症の検査、精液検査などが多いようです。

ブライダルチェックを受けることで、体の異変や病気などに気が付き、それが不妊につながるようであれば、不妊の治療が早く始められますし、性感染症は流産や早産の原因となるものや、出産時に赤ちゃんに感染する可能性がある病気も多くあるので、妊娠・出産を望むカップルは、是非受けておきたいですよね。

感染症や病気などを早めに知ることは、治療することでパートナーにうつす心配がなくなったり、健康維持することができたりと、妊娠に関係なくメリットがあります。

結婚に関わらず、パートナーがいる方は、ご一緒にブライダルチェックを受けてみてはいかがでしょうか?

【ブライダルチェック検査はこちらから】

【子宮頸がん検査はこちらから】

 

全国旅行支援がスタート

最近は、気温が上がったり下がったりと、不安定な気候が続いていますが、みなさん体調はいかがでしょうか。

新型コロナウイルスの感染状況も徐々に落ち着いてきて、海外からの入国制限も大幅に緩和され、国内ではいよいよ全国旅行支援が開始しましたね。

この機会に旅行を考えている方もたくさんいるのではないでしょうか。

でも、旅行は行きたいけれど、人が多いところに出掛けるには、感染の不安もまだまだありますよね。

群馬県では、群馬県新型コロナ検査無料化事業の『感染拡大時の一般検査事業』を10月31日(月)まで、再度延長いたしました。

【群馬県新型コロナ検査促進事業の実施について(検査無料化事業)】

これまでと同じく、感染不安のある下記に該当する方は、引き続き当検査所でも検査を行っております。

・無症状の方
・濃厚接触者ではない方
・群馬県在住の方

【新型コロナ無料検査】

旅行に出かける前や、帰った後、感染の不安がある方は、上記に該当すればみなさん無料で検査が受けられますので、ご利用ください。

また、検査にお越しの際は、群馬県在住がわかる身分証明書をお持ちください。

受付時間:月~金 10:00~16:00
(土・日・祝日休み)

検査会場:株式会社メディック

高崎市あら町5番地1

TEL:027-321-3000

 

クラミジアについて

この間まで夏のような暑さが続いていたのに、急に寒くなりましたね。こんな時は体調を崩しやすいので、みなさん、暖かくして体調管理に気を付けてくださいね。

今日は、性感染症(STD)の一つのクラミジアについてお話ししたいと思います。

クラミジアは、日本国内で最も多い性感染症の一つで、クラミジア・トラコマチスという病原体が、性行為などにより、性器やのど、直腸などの粘膜に感染します。

クラミジアの症状

クラミジアは、症状が軽かったり、無症状のことも多いので、感染していることに気が付きにくい感染症です。

症状が出る場合は、1~3週間の潜伏期間を経て、男性では、尿道から感染して急性尿道炎を起こし、排尿痛、尿道の不快感やかゆみ、尿道から透明~乳白色の膿が出るなどの症状があらわれます。さらに、病原菌が前立腺や精巣まで侵入すると、前立腺炎や精巣上体炎、男性不妊症などを引き起こす場合もあります。

一方、女性では、子宮の入り口が炎症する子宮頚管炎を起こし、おりものの増加、不正出血、下腹部痛、性交痛がみられます。その後、感染が子宮内膜、卵管へと広がり、子宮内膜炎、卵管炎、骨盤内炎症性疾患を起こし、不妊症や子宮外妊娠の原因となります。
また、妊婦が感染すると、子宮が収縮しやすくなり、流産や早産のリスクも高くなります。そして出産時には産道感染により、新生児にも感染させる恐れがあります。

女性は男性よりも症状が出にくいと言われていますので、妊婦健診や不妊治療で発見される場合も多くあります。

また、クラミジアは性器だけではなく、オーラルセックスなどにより咽頭に感染することもありますが、多くの場合無症状です。

クラミジアの検査

クラミジアの検査は、感染部位や症状に合わせて、尿の採取、患部をぬぐう、うがい液の使用などにより感染の有無を調べます。 感染を検査する方法には、核酸増幅検査(リアルタイムPCR法、SDA法、TMA法など)、抗原検査、抗体検査があります。核酸増幅検査は、検出感度が高く、1つの検体で淋菌との同時検出、鑑別が可能であるため、混合感染の診断にも有用です。しかし、クラミジアの生死にかかわらずに検出してしまうため、治療後の検査のタイミングや判定には注意が必要です。

クラミジアの治療

クラミジアは自然治癒はしませんので、必ず治療することが必要です。
治療は、抗生物質の内服により行います。症状が重い場合は、点滴による治療を行う場合もあります。
また、クラミジアは男女間でお互い感染させるピンポン感染があるため、パートナーと一緒に治療を行うことが大切です。

クラミジアは、性的活動の活発な10代~20代の若年層の感染者が多く、自覚症状がない場合も多いため、気が付かないうちに感染していたり、パートナーに感染させていることが多い感染症です。
また、治療せずに放置すると不妊にもつながりますので、感染の可能性があった場合は早めに検査し、医療機関を受診しましょう。その際、パートナー等と一緒に検査を受けることも大切です。

【クラミジアの検査はこちらから】

<参照資料>
性器クラミジア感染症とは (国立感染症研究所)

性感染 最新情報(5) 若者に広がるクラミジア・淋菌感染症 (NHK)

性器クラミジア感染症 (時事メディカル)

10月になりますね

9月も終わろうとしていますが、まだまだ日中は暑い日が続き、半袖の服が活躍していますね。

秋は行楽や旅行などにとてもいい季節ですが、9月の連休は、台風の影響で結局どこにも行けず、お家で過ごした方も多かったのではないでしょうか。

10月11日より『全国旅行支援』も始まるようなので、この機会にぜひ旅行に出掛けたいですね。

一方、新型コロナの新規感染者は全国的に徐々に減少傾向にありますが、まだ身近でも感染者は出ており、人出の多いところは不安がある方も多いのではないでしょうか。

群馬県では、群馬県新型コロナ検査無料化事業の『感染拡大時の一般検査事業』を10月14日(金)まで、再度延長いたしました。

【群馬県新型コロナ検査促進事業の実施について(検査無料化事業)】

これまでと同じく、感染不安のある下記に該当する方は、引き続き当検査所でも検査を行っております。
・無症状の方
・濃厚接触者ではない方
・群馬県在住の方

【新型コロナ無料検査】

群馬県在住がわかる身分証明書をお持ちの上、検査会場までお越しください。

受付時間:月~土 10:00~16:00
(日祝日休み)

検査会場:株式会社メディック

高崎市あら町5番地1

TEL:027-321-3000

新型コロナ検査の無料化事業が継続になりました

今年は、9月に入り台風が次々と日本にやってきて、今回の台風は、また大きな被害をもたらしましたね。

一方、新型コロナウイルス感染症の新規感染者は減少の一途をたどっていますが、まだ高い水準で推移しています。
それに伴い、群馬県では、群馬県新型コロナ検査無料化事業の『感染拡大時の一般検査事業』を9月30日(金)まで、再度延長いたしました。

【群馬県新型コロナ検査促進事業の実施について(検査無料化事業)】

群馬県より要請を受け、感染不安のある下記に該当する方は、引き続き、当検査所でも検査を行っております。
・無症状の方
・濃厚接触者ではない方
・群馬県在住の方

【新型コロナ無料検査】

群馬県在住がわかる身分証明書をお持ちの上、検査会場までお越しください。

受付時間:月~土 10:00~16:00
(日祝日休み)

検査会場:株式会社メディック

高崎市あら町5番地1

TEL:027-321-3000

気象病(天気痛)をご存じですか

9月に入り、日本に台風が次々と近づいてきて、天候が良くない日も多くありましたが、みなさん体調はいかがでしょうか?

昔から、天気が悪くなると古傷が痛んだり、頭痛がするなど、体調不良を起こすという話をよく聞きますが、近年、気候や天気の変化が原因で、頭痛やめまい、関節痛などの体調不良が起こる症状は、総称して【気象病】または【天気痛】と呼ばれるようになり、認知されるようになりました。症状は人によりさまざまで、倦怠感やうつ症状が現れる場合もあるようです。

気象病は気候変更の激しい季節の変わり目や梅雨の時期、また台風が多い今の時期などに特に起こりやすく、潜在的な患者数は1000万人にも上ると言われています。

これらは、気圧の変化が大きく関係していて、この変化に【内耳】のセンサーが過剰に反応し、その情報が脳に伝わって自律神経のバランスが乱れ、もともと持っていた症状が出現するようです。

気象病の予防としては、自律神経のバランスを整えることが重要になるため、

朝日を浴びる、朝食を摂る、バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠など、規則正しい生活を送ることが大切です。

また、耳の周りの血行が悪くなると、内耳が過敏になるため、内耳の血行を良くすることが効果的です。
具体的には、

 ・耳の後ろにホットタオルや温かいペットボトルなどをあてて温める

 ・寒い季節は、イヤーマフや帽子などで防寒対策

 ・両耳を上下や横に引っ張ったり、つまんで回したりする耳のマッサージ

【1分で出来る!くるくる耳マッサージ】

などがあげられます。

また新たに台風も発生し、3連休も台風の影響がありそうなので、天候によって体調不良になりやすい方は、ぜひ試してみてください。

 

<参照資料>

【雨の日に体調が悪くなる-天気痛- 日本医師会】

【頭痛-る 気圧予報で体調管理】

新型コロナ検査促進事業の継続について

9月入り、朝晩も涼しくなり、大分過ごしやすくなりましたね。
子どもたちは、新学期も始まりましたが、新型コロナウイルス感染症の新規感染者は徐々に減りつつあるも、まだまだ高い水準で推移しています。
それに伴い、群馬県では、群馬県新型コロナ検査無料化事業の『感染拡大時の一般検査事業』を9月16日(金)まで延長いたしました。

※飲食、イベント、旅行等の活動を目的とした【ワクチン検査パッケージ等定着促進事業】は8月31日(水)をもって、終了いたしました。

【群馬県新型コロナ検査促進事業の実施について(検査無料化事業)】

群馬県より要請を受け、感染不安のある下記に該当する方は、引き続き、当検査所でも検査を行っております。
・無症状の方
・濃厚接触者ではない方
・群馬県在住の方

【新型コロナ無料検査】

群馬県在住がわかる身分証明書をお持ちの上、検査会場までお越しください。

受付時間:月~金 10:00~16:00
(土日祝日休み)

検査会場:高崎市あら町5番地1

TEL:027-321-3000(株式会社メディック)

暑いですね・・・

先日、東京でこの夏、16日目の猛暑日を記録したというニュースを目にしたのですが、本当に今年の夏は、早くに梅雨も明けてしまい、猛暑の日が多いですよね。暑すぎて、蚊も少なく、セミの鳴き声もあまり聞かないような気がするのは、私だけでしょうか?

そして、猛暑となると気を付けないといけないのが熱中症です。
近年は、夏になると「熱中症に注意が必要です」と、毎日のように耳にするようになったので、皆さん気を付けていると思いますが、今年は節電や新型コロナ対策のための換気などもあり、室内の気温も高くなりがちだと思います。こまめな水分補給と、塩分、ミネラルの摂取を心がけ、熱中症にならないように気を付けましょう。
また、高齢者や子どもは暑さを自覚しにくい場合が多いので、周りの人が気を付けてあげましょう。

帰省の前に・・・

いよいよ、来週はお盆を迎えますが、新型コロナウイルスの新規感染者は、まだまだ収まる気配がありませんね。

それでも、今年は行動制限のないお盆を迎えるので、帰省等考えている方もいらっしゃると思います。

現在、群馬県在住の方で、無症状で、濃厚接触者でない方は、無料でコロナの検査が受けられます。
感染不安がある方は、当検査所でも検査を行っておりますのでご利用ください。

また、県外在住者の方も、旅行や帰省などされる方は、条件はございますが、無料で検査を受けられます。

詳しくはこちらをご覧ください

梅毒について

周りでは新型コロナウイルスの感染者が急増し、今年も感染予防に努めながらの夏休みとなりましたね。

今日は、近年感染者が急増している梅毒についてお話ししたいと思います。

梅毒とは

梅毒は梅毒トレポネーマという病原体の感染によっておこる性感染症です。
梅毒トレポネーマがリンパ節に侵入し、時間の経過とともに血液を巡って全身に広がっていきます。

粘膜や皮膚の直接の接触によって感染するので、主に性行為やオーラルセックスやキス、アナルセックスなどによって感染します。
また、感染した妊婦の胎盤を通じて胎児に感染する場合もあります。(先天梅毒)

感染後3~6週間程度の潜伏期を経て、様々な症状が出現しますが、症状のない場合もあるので注意が必要です。

梅毒の症状

早期顕症梅毒 第Ⅰ期:感染後約3週間後、感染がおきた部位(陰部、肛門、口など)に、初期硬結(しこり)や硬性下疳(潰瘍)が見られたり、リンパ節の腫れなどの症状が出てきます。
これらは、無治療でもやがて症状がおさまってきますが、病原体がいなくなったわけではないので、他の人にうつす可能性もあります。

早期顕症梅毒 第Ⅱ期(感染後数か月):第Ⅰ期の症状が一旦消失したのち4~10週間の潜伏期を経て、手のひらや足の裏など、全身に赤い発疹(梅毒性バラ疹)が出てきます。
また、発熱、倦怠感等の全身症状に加え、泌尿器系、中枢神経系、筋骨格系の多彩な症状を呈することがあります。
第Ⅰ期同様、無治療でも数週間~数か月で症状はおさまってきます。

晩期顕症梅毒 第Ⅲ期(感染後3~10年):感染後数年が経つと、皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)が発生することがあります。

晩期顕症梅毒 第Ⅳ期(感染後10年以上):さらに無治療のまま年数が経過すると、心臓、血管、脳などの複数の臓器に病変が生じ、場合によっては死亡に至ることもあります。

現在では、比較的早期から治療を開始する例が多く、抗菌薬が有効であることなどから、晩期顕症梅毒に進行することはほとんどありません。

 

梅毒の検査

血液検査と医師による診察で判断します。感染してから数週間ほどは、検査しても陽性反応が出ない潜伏期間があるため、感染後3週間ほど経過してから検査結果を確認する必要があります。

梅毒の治療

一般的には外来で処方された抗菌薬(ペニシリン剤)を服用します。
病変の部位によっては入院のうえ、点滴で抗菌薬の治療を行うこともあります。
一度症状がなくなっても、病原体は体内に残っているので、自己判断で薬の服用や治療ををやめることはせず、医師が治療を終了とするまで、根気強く治療を続けることが大切です。

 

梅毒の予防

コンドームを使用することで予防の効果はありますが、コンドームが覆わない部分の皮膚や粘膜に症状があると感染します。

梅毒は、治療をしなくても症状がなくなることがありますが、自然に治ることはありません。
早期に治療を行えば治る病気ですので、異常があった場合は早めに検査し、医療機関を受診しましょう。その際、大切な人を守るため、パートナー等と一緒に検査を受けることも大切です。
また、一度完治しても、感染を繰り返すことがありますので、再感染の予防が必要です。

【梅毒の検査はこちらから】

≪参照資料≫

梅毒に関するQ&A(厚生労働省ホームページ)

梅毒とは(国立感染症研究所)

日本の梅毒症例の動向について(国立感染症研究所)