今年は、なかなか梅雨入りしないな、と思っていましたが、やっと梅雨入りしましたね。
梅雨時期は、気圧の変化が大きくなることで自律神経のバランスが乱れ、頭痛やめまい、首や肩のコリ、関節痛や疲労感などといった症状があらわれやすくなりますので、規則正しい生活を心がけ、自律神経のバランスを整えて、快適に過ごしたいですね。
ところで、新型コロナウイルス感染症が5類に移行後、様々な感染症が流行しましたが、現在は手足口病と溶連菌が流行しているようです。
どちらも子どもに多い感染症ですが、溶連菌については「人食いバクテリア」とも呼ばれる【劇症型溶血性レンサ球菌感染症】が急増しているようで、こちらは子どもから大人まで広範囲の年齢層で発症するそうですが、特に30歳代以上の成人に多いと言われています。
子どもがよくかかる溶連菌は発熱やのどの痛み、舌にイチゴのようなブツブツが現れるいちご舌が特徴ですが、【劇症型溶血性レンサ球菌感染症】は主に傷口に細菌が入り込むことで感染し、最初は発熱やのどの痛みなどよくあるかぜ症状のようですが、その後数十時間のうちに急激に症状が悪化し、腕や足の腫れから筋肉が壊死したり、多臓器不全へと進行し、死に至る場合もあるようで、その致死率はおよそ30%にもなるそうです。
新型コロナウイルスも最初は致死率が高く、恐ろしい感染症でしたが、また新たな感染症が出てきて、とても怖いですよね。
感染しても、全てが劇症型になるわけではないようですが、傷口や、鼻やのどの粘膜から菌が侵入することを防ぐことが大切なので、基本的な感染対策と傷口を清潔に保つことを心がけたいですね。