感染症が流行しています

全国的に梅雨に入り、毎日スッキリしないお天気が続いていますね。

先日、知り合いの20代の女性が、高熱と咽頭痛、リンパ節の腫れなどの症状が出て、最初はコロナを疑いコロナの検査をしたところ、結果は陰性で、その後病院で血液検査をした結果、【伝染性単核球症】と診断されたそうです。

【伝染性単核球症】は、大半がEBウイルスによるもので、若い世代に多く見られる感染症とのことです。乳幼児期にEBウイルスに初感染した場合は症状は出ないことが多いのですが、思春期以降に初感染すると、発症してしまうそうです。
症状としては、発熱、咽頭痛、倦怠感、リンパ節の腫脹、咽頭炎などが多く見られますが、特別な治療法はなく、対症療法により治療を行い、個人差はありますが、おおよそ1~3週間で症状は治まるとのことで、先ほどの知り合いの女性は1週間ほどで治ったそうです。

新型コロナウイルスの流行により、マスクと消毒の生活を送っていたため、新型コロナウイルスが5類に分類され、対策が不要となった現在、インフルエンザやRSウイルスなど、様々な感染症が全国的に流行っているようなので、体調管理に気を付けて過ごしたいですね。

また、梅毒についても、昨年を上回るペースで感染が広がっています。梅毒は治療を行わないと、症状は進行してしまいますので、早期発見、早期治療が大切です。感染が疑われる場合は、迷わず検査を受けましょう。

【梅毒の検査はこちらから】

≪参照資料≫

伝染性単核球症(日本感染症学会)